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図書館には何がある? 心が振れる……7話
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2008-09-16 00:00 | カテゴリ:不惑
大人の恋愛はムズカシス。
緒形が動いてくれないっす。

実はヘタレだったのか緒形?
全然かっこよくないぞ。

そして暗いぞ・・・・・・

も少し明るい話が書きたいっす。

と作品の愚痴をこんなところで書きつつ

心が振れる……7話
緒加 ver.

温かく見守ってくださいまし。

1話 2話 3話 4話 5話 6話 はこちらからどうぞ。


「加代子っ、どこだぁ!!!!!!!!!!!!」
夜の喧騒の中、年甲斐もなく大声であたりを探し始めた。
いくらなんでも人が多すぎだ。
行き交う人の肩や身体にぶつかりながら必死に姿を追う。


くそっ


俺はまた手をつかめなかったのかぁ?

やり切れない気持ちをかみしめ、鉛のように重い足を引きずりながら歩き、
偶々目に入った公園で自販機のコーヒーを買う。

空いてるベンチに腰かけ、折口に押しつけられた雑誌を手に取った。
それは来月発売の世相社発行の雑誌で、加代子のインタビューが載っていた。
40歳以上の男女の恋愛観・・・・

おれにそれを読めと?
今だおれの顔をみて逃げる彼女のその記事を読めというのか?

カコン
プルトップを開けほろ苦いコーヒーをすするとそれ以上に苦い思いが胸にしみわたった…


ふいに
「明也……。」
後ろから呼ばれた声に振り向き、
目を見張る。
そこには彼の思い人の姿があった。

不安そうな加代子に尋ねられる。
「隣いいかしら?」
「ああ……」
その返事に、ほっとした顔で腰かけてきた。


二人ともただ無言なまま時間が流れる。

なぜ、あの場にいたのか
なぜ、逃げたしたのか

聞きたいことはあったが沈黙を破れずにいた時
加代子が手の中の雑誌に気がついた。
「それって・・・・・」
「折口さんに渡された。」

もう読んだ?
まだだ。

「じゃあ、読んで。それが偽りない私の気持ちだから。」




明也の顔を見たとたん居た堪れなくなって何も考えず店から逃げた。
私から会いに行くって決めていたのに。

私から手を離した関係だから、私から会いに行くって決めていたのに。

なぜ、そこにあなたがいるのよ!!!!!!!

夜の街をただ歩いた。
闇雲に歩いた。
今にも決壊しそうな涙を必死にこらえて…
そして、ささくれた気持ちを落ちつけようと目に入った公園に踏み込むと
「明也……」
私の思い人がいた。 

隣に座っているだけで何も言えない。
どうして何も聞いてくれないの。

夜なのに活気を失わない街。
周りはうるさいはずなのに、私たちの周りは音が消えたような緊張感に包まれた。

顔見て逃げるなんて仕打ち
やっぱり許されるものじゃないわよね。

その時ふいに明也の手にある雑誌に目が入り
目で読むように促した。

「じゃあ、読んでそれが偽りない私の気持ちだから。」

彼がどういうし結果を出すか。

私は静かにジャッジを待った…
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