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図書館には何がある? 心が振れる……9話 (完)
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2008-09-18 00:00 | カテゴリ:不惑
やっと難産の末
心が振れる……最終話をお届けする運びとなりました。
アー辛かった。

最後ぐたぐたなのは、気にせず読んでくれるとうれしいな。

温かい目でお進みください。

心が振れる……9話

緒加ver.
 1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 こちらからどうぞ。

「う・・・んっ・・・・・」
寝返りを打った拍子に目が覚めると
いつから起きていたのかこちらを見ている加代子と目が合った。

「おはよう。明也。」
かすれた声が昨日の行為を物語っているようで年甲斐もなくドキリとさせられる。
肩にかかるセミロングの髪をかき上げながら
「体、大丈夫か?」
と囁く。
「うん、何とかね・・・・・」
の返事の後に
「でも、今日は仕事休むわ・・・・」
と。
「?」
なぜだか解らない俺にこう言った。
「私も若くないってことよ。
現役戦闘職種の体力についていくのは大変だわぁ」
クスクス笑う加代子に恐縮する。

そんなに余裕なかったか?

なかったわねぇ。

そんな俺は嫌いか?

加代子は両手でそっと明也の顔を引き寄せると

「私の公開ラブレターを読んでもまだ自信が持てない?」
水をたたえたような静かな瞳に
「どうなの?」
と、聞かれた。
心の中を見透かされそうなその瞳で。

今まで言えなかった言葉を言って許されるのか・・・・
ここで躊躇して、一緒にいられるかもしれない時間を失う方が怖い・・・・
「─────……。」
はぁ・・・・・
一つ息を吐いて
そして思い切って聞いてみる。
「加代子、ここでプロポーズしたら、今度は受けてくれるか?」
顔に添えられた手を離し
自分の胸に抱き込みながら緒形は聞いた。

そうね、プロポーズしてくれたら、今度はちゃんと受けるわ。

指輪、見に行くか?

選ばせてくれるの?

一生もんだからな。

あの頃のあなたも好きだったけど、
年齢を重ねて思量深くなったあなたも大好きよ。


それから、一ついいかしら……
あのね、早めに子供欲しいなぁ……

お前の親に挨拶してからな……

照れて赤くなった顔を隠すように加代子の唇をふさいだ。




そして緒形の引っ越し当日

「まさかこんな日が来るなんてなぁ。
隊内でいちばん大人と名高い副隊長が、旦那でパパとは!!!」
玄田が、ダンボールを抱えながら玄関に向かった。
他にも非番の隊員もダンボールを抱えている。

独身役付き
不惑の上官ツートップの片割れが独身寮から出ることになったのだ。
訳知り顔で笑う隊長に

「別に出来ちゃったじゃないですよ?籍だけはもう入ってたんですから。」

竹内の実家に何度か足を運び、早めに籍を入れることを報告し
向こうの親御さんと、隊長、折口が証人になって婚姻届けを出した。

官舎の空きと加代子の仕事の引き継ぎとでしばらく通い婚の形になっていただけの話だ。


そういえば
あの時おれがやったプレゼントは役に立ったかぁ?

意地悪く笑う玄田に苦笑で答えた。
「ええ、まぁ…」

中身は言わずと知れた避妊具だった。

「……常備ですか?」
「相手限定だ!」

何気にのろけられてますか、俺?

「次は隊長ですか?」
そう振ってやると苦虫噛みつぶしながら

「そんなことより、奥さんまってるぞ。急げ!」

とうまく逃げられた。

官舎を見ると、ベランダから手を振る彼女が見える。

今日からは専業作家で妻で子供の母親になる彼女と生活できるのだ。
心振れる相手と一生をおくれる。
今度こそ選択を間違えなかったか?


(完)







加代子は年齢的に、産めるなら産みたいと思ってるのではないかと。
で、専業作家になってほしいなぁと。
緒形実家と絶縁状態だし、
二人は幸せに家族になってほしかったんです。
で、こんな話になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございましまた。 
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