SEO対策
図書館には何がある? 心が振れる… side b No6
-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-09-27 00:00 | カテゴリ:不惑
瀬川の心は
出口の見えないスパイラル状態。

終わりは見えているのに、
中身がない。

心が振れる… side b No6
いつまで続く?
玄田独白ver

おやじ、悩んどけ?
では、お楽しみいただけたら幸いです。

「マキ……」
呆然とつぶやく。


細い腕につながれた点滴、固定された右足が痛々しい。
ベッドのそばの丸椅子に座り
針の刺されていない方の手を握って
そして、今までみてみぬふりをしていた現実を直視する。
いつも若々しいマキだが、やはり手には年齢が出てしまう。

「おたがい、それだけ年を拾ったってことか…」

なにより玄田自身を苛立たせたのが

゛何があっても、決して一番に連絡は来ず、
瀕死の重症でも仕事を抜け出しては来れない゛
ということだった。

それは、逆に
自分がどれだけこいつに同じことをしてきたか、だ。
茨木の県美展で二十数発撃ちこまれた時
たまたま世相社が取材で来ていたため、
割りと早いうちからマキは病院に来ていた。
しかし、集中治療室には親族しか入れない。
緒形の口添えで入室が許可されたと後で聞いた。


握っていた手が「ピクッ」と動き
「う…ん…」
と、うめく声が聞こえる。

目元が薄く開き
「だ…れ…?」
とかすれた声…

少し暖かさの戻った手をギュッと握り
「気分はどうだ」と聞くと
まだ、頭がはっきりしていないのか、
「あれ、竜助?…どうして?…」と声に張りがない。
「お前んとこのに連絡貰った。」
「ぁぁ…何かの時は、って頼んでたから…」
「そうか…」

先生呼ぶか?
うん、大丈夫…

それより、聞いてほしいことがあるの…


スポンサーサイト
秘密

トラックバックURL
→http://segawakaoru.blog59.fc2.com/tb.php/37-21b79ee8
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。