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図書館には何がある? うれしいけれど、迷惑で 数年後ver
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2008-10-17 15:07 | カテゴリ:未分類
うれしいけれど、迷惑で
いただいたコメントで、ピンと来て続きのSS書きました。

静さん、紺さんありがとうございます。

お返事は夜にあげます。

うれしいけれど、迷惑で 数年後ver
堂上家

お楽しみいただけれは幸いです。

秋のある日、
定年退官した克彦が田舎で始めた畑の実りが堂上家にやってきた。

「お母さん、今日のおやつはなぁに?」
幼稚園が休みの美羽が、キッチンで何かしている郁のもとにやってきた。
「美羽もやってみる?」
「うん!」
じゃ、手を洗ってきてね。」
「はーい。」

ダイニングテーブルに美羽用のカッティングボードと包丁を用意して・・・・
あとは送ってもらったこれっと。
「おかあさん、この細長くて平べったくて白いものはなぁに?」
「これはね干し芋だよ。」
芋を蒸して薄く切って干したものなの。
「これお芋さんなの?」
そうだよ。
じゃあこれを一センチ間隔で切って
「これくらい?」
「美羽上手じゃない。」
お母さん、これ揚げるからね…

部屋中に甘いにおいが立ち込めた頃、休日出勤をしていた堂上が帰ってきた。
「だだいま……この匂いは芋か?」
ネクタイをゆるめながらリビングに入ると甘いにおいがしてきた。

「おかえりなさい、おとうさん。」
「ただいま、美羽。お手伝いしたのか?」
「うん!切るの手伝ったよ!!!!。」
郁に似たふわふわの頭をポンポンと叩き
「じゃ、着替えてくるから後でおやつだな。」
そう言い残して、寝室に入って行った。

着替えて、ダイニングテーブルに着き
「イモといえば、笠原の家からか?」
と聞いてきた。
「そうなのよ。美羽に食べさせてやれって。」
揚げたての干し芋を頬張りながら
「美羽、このお芋好き。てんぷらより好き!!!!」
白く糖化していたところが油で溶け、飴状になっているのが子供的にヒットらしく
ほぼ、一人占め状態だ。
「でも、ほどほどにしとけよ。夕飯入らなくても知らないぞ?」
「と、言いながらもいいペースで食べてるわよ、篤さんも。」
図星を突かれ「くっ」とのどに詰まらせそうになったところで
ほうじ茶が差し出された。
それをすすりながら、
「いいじゃないか、うまいもんはうまいんだから…」
照れながらも、イモに手を伸ばす様子に郁も美羽も大笑いだ。

旗色が悪くなったのを見取り、篤がすかさず話題を変えた。
「イモ見ると、あれだな独身時代の生芋事件思い出すよな…」
苦笑いしながらお茶を持つ手に力が入る。
「ほんと、あれには参ったわぁ。給湯室にはお湯しかでないし」
「部屋にはコンロも、オーブントースターすらないもんなぁ。カップラーメンがいいところだ。」
「それで余った芋は結局既婚の隊員に持って帰ってもらって…」
「新藤三監の奥さんがそのお芋で蒸しパンつくってお返ししてくれたんだよね。」
ホントありがたかったわよね。
奥さんサマサマだ。
しみじみ、昔話に花を咲かせていると
「おかあさん、じゃあの干し芋の山は?」
美羽が指さしている方向を向くと
ため息つきながら郁が答える。
「あれはね、お母さんが寮じゃお芋そのままじゃ食べれれないっておばあちゃんにいったら、代わりに箱いっぱいの干し芋を送ってくれるようになったのよ。」

ふーん
「美羽が食べるから大丈夫!!!だから、明日も揚げてね?」
いや、揚げ物が続くのはちょっと嫌だな
と考える郁に
「まあ、これも親の愛だな?」
と言いながら、あげ芋をほおばる旦那に、実は干し芋とは別に生芋もひと箱ありますとはなかなか言い出せない郁でした。


後日
食べきれないと踏んだお芋さんたちは官舎の奥様達の間でいろいろな秋の味覚と無事トレードされたそうな。ご近所づきあいは大切よね!!!!

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
生芋プラス干し芋プラスカボチャやらの秋の野菜・・・・・
送料だけで大変そうです。

そこまでして送ってくれるのが、じじばばの愛だと思います。
いくら子供たちが、困っててもねププッ ( ̄m ̄*)

我が家では、干し芋はあげ芋にして食すことが多いです。
柔らかい芋けんぴみたいで。
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